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存在感があって・・・ワークショップ振り返り

  目の前に仁淀川が流れる広々としたキャンプ場でのワークショップにお声がけがあり、すぐに「川原の石と和紙を使って何かしよう!」とアイディアは浮かんだものの、開催前日まで試行錯誤することに・・・。

悩んだ一番の理由が、石の存在感!

どんな小さな石でも、圧倒的に和紙より目立ってしまい、和紙がかすんでしまう。

「石と和紙をバランス良く見せるためにどうしたらいいか?」悩みに悩んだ結果、満点には程遠いけれど、何とか一つの流れと形が決定。

ワークショップ当日は、子供たちの夢中になって作っている姿や、「楽しかった!」とのお声も頂けてとりあえず一安心。

今回、川原で石を拾いながらつくづく感じたのは『たくさんの中では気づき難い一つ一つの個性と存在感』。

川原一面に広がっていると分からないけれど、一つ一つ手に取って見ると、どの石もどれ一つ同じものはなく、どれも味があって凄くいい。

いつか石の存在感に近づけるような和紙を作ってみたいな・・・とふと思いました。