【高知高専の学生さんが和紙づくりを学びに来てくれました】
- 6月14日
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高知高専の学生さん3名が、高知県内で頻繁に廃棄される植物資源を有効活用するため、植物繊維を紙へと再利用する技術を学びに工房へ来てくれました。

今回の研修では、植物から繊維を取り出し、和紙へと生まれ変わらせるための基本工程を2日間かけて体験。
原料処理から紙漉きまで、普段はなかなか見ることのできない工程にも真剣に取り組んでい
ました。

繊維をほぐし、異物を取り除き、一枚の紙になるまでには想像以上の時間と手間がかかります。
水の中で揺れる繊維を見つめながら、黙々と手を動かす学生さんたち。
当たり前のように使っている一枚の紙の向こう側には、こんなにも長い時間が流れているんだなと感じました。


忘れられそうになるものを拾い集めて、
もう一度形にする。
水の中でほどける繊維を見ながら、
紙になるまでの遠さを知る。
手間は、遠回りじゃなくて。
きっと、そのものの輪郭なんだと思いました。
未来のための研究なのに、
どこか昔から続く営みを見ているような、
不思議な2日間。
学生さんたちの真剣な姿に、
手漉き和紙という文化が今も受け継がれている理由を、
改めて教えてもらった気がします。
この経験が、
いつか誰かの新しいものづくりにつながりますように。



