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庭先から始まる、土佐和紙づくり

  • 21 時間前
  • 読了時間: 2分

土佐和紙の原料となる「楮(こうぞ)」。

工房では普段、楮を使って和紙づくりをしていますが、原料そのものをもっと身近に感じたいと思い、自宅の庭先でも楮の栽培を始めました。

植えたばかりの楮はまだ小さく、細い枝のようにも見えますが、よく見ると新しい芽が少しずつ伸び、若い葉が開き始めています。

若い芽が出てきています(楮)
若い芽が出てきています(楮)

和紙づくりというと、紙を漉く工程を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、良い和紙を作るためには、原料となる楮の質や状態もとても大切です。

楮が土に根を張り、雨や太陽の力を受けながら育ち、その皮がやがて繊維となり、一枚の和紙へと生まれ変わっていきます。

根から生える様子(楮)
根から生える様子(楮)

普段、工房で扱っている原料も、もとはこうして自然の中で育ったもの。実際に自分の手で植えてみると、和紙が「自然からいただくもの」だということを、より強く感じます。

また、今後は工房での和紙づくり体験の中でも、楮に実際にふれていただける機会を少しずつ増やしていきたいと考えています。

完成した紙だけでなく、その原料となる植物にふれることで、土佐和紙がどのように生まれるのかを、より深く感じていただけるはずです。

まだまだ小さな楮たちですが、これからどのように成長していくのか、とても楽しみです。

水やりや草取りをしながら、少しずつ様子を見守っていきたいと思います。

和紙づくりは、紙を漉く瞬間だけでなく、原料を育て、整え、繊維にしていく時間も含めて、大切なものづくりの一部です。

これからも楮の成長の様子を、少しずつご紹介していきます。

 
 
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