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手漉き和紙に辿りつくまで・・・その一

写真:逆光写真家 渡辺八郎
写真:逆光写真家 渡辺八郎

実は手漉き和紙が私にとって全く無縁なもの…という訳ではありませんでした。

夫の実家は3代続く手漉き和紙業を営んでおり、10代から和紙職人一筋であった義父と、幼い頃から和紙の作業の手伝いをしてきた義母が、二人三脚で切り盛りしていました。

しかし手漉き和紙業だけでは経済的に不安定だったこともあり、義父も自分たちの代で終わらせるつもりだったようです。

夫も私もサラリーマンだったので、全く手漉き和紙に関わることもなく、このまま定年まで会社で働き続けるものだと思っていました。

でも、突然1つ目の大きな岐路に立たされることになったのです。